窓自体の役割として大きな役割としては、3つあります。その3つとは、防犯・防音・断熱の3つです。
まず防犯についてはみなさんお分かりの通り、泥棒というのはえてして窓を割って侵入してくるものです。そのため、今は防犯に優れた割れにくいというのが多く販売されています。
強化ガラスであったり、二重窓であったりと、窓自体を強化するものから、防犯シートを貼って窓ガラスの強化を行うというものもあります。
当然、費用的な観点で考えれば、窓自体に高級な材料を使うよりも、防犯シートなどのように防犯商品をそろえるほうが安くなります。

ただし、気を付けていただきたいのは、シートの場合ですとどうしてもシートが貼られている部分と貼られていない部分との間に隙間が出来てしまうことがあります。
そしてその隙間から泥棒が侵入する糸口を作ってしまう、ということがありますので、防犯シートをただ貼っただけで安心しないようにしてください。

二重窓

断熱において一番有効なというのは、やはり二重窓になります。二重窓は、値段は少々高いのですが、非常に優れた窓ですので、防犯・防音・断熱という3要素において非常に高い効果を発揮します。
さらに言えば、結露を防ぐという部分においても2重窓は非常に効果を発揮します。初期費用は少々高いのですが、防犯・防音・断熱に優れた二重窓の導入というのも検討してみる価値は大いにありますよ。
だからといって、当然二重窓以外の窓がダメなのか、と言うとそういうわけでは当然ありませんので、優先順位を決めたうえで、窓はどうするのか、ということを忘れずに考えておくことが重要です。
ちなみに、最近では紫外線の有害性も明らかになってきましたので、紫外線をカットする窓や、窓自体に塗装する塗料なども開発されてきています。

オール電化

オール電化にすることでのメリットというのはいくつもあります。例えば、IHクッキングヒーターにすれば火を使いませんので、やけどする心配が減ります。
また、家を建てるときには、初めからオール電化にしようと思っているのであればガスの配管工事をする必要がありませんので、その分の費用も浮いてきます。また、ガスの基本料金が無くなりますので、基本料金を電気だけにすることができます。
では、オール電化にするには、どのようなものを取りそろえればいいのでしょうか?オール電化にするためには、給湯はエコキュートか電気温水器、調理はIHクッキングヒーター、そして、冷暖房はエアコン、そして床暖房などが挙げられます。
トータルの光熱費、という考え方でいけば、オール電化という考えも選択肢の中に入ってくるのではないでしょうか?

オール電化の注意点

注意する点としては、電気の契約内容によっては、以前の光熱費よりも電気代だけで高くなってしまう可能性がある、ということです。少なくとも、電気代だけで見れば、以前と比べて確実に高くなります。
ガスの基本料金がかからないため、トータルで考えれば安くなる、ということもあるのですが、逆に使い方によっては高くなってしまう可能性もあるのです。
オール電化にする目的は何なのか、ということをしっかりと捉えておかないと、ただ光熱費が安くなる、という理由だけですと、しっかりと計算した電気契約をしておかないと結果的にオール電化にしたメリットを何一つ受けられない可能性もありますので注意が必要です。